2021年1月|お恵比寿っさんの足もと

全国にあまたの恵比寿さまがいらっしゃるでしょう。

商いの神様といわれ大概は座っていますが

気仙沼のお恵比寿っさんは船の安全を守り大漁を願う神様。

船の入出港を見守るようにして立っています。

 

初代は、第二次世界大戦の金属回収令で供出され記録でしか見たことがないのですが

律儀そうに、両足を揃えて立っています。

 

二代目は、初代の時より大きくなった鯛をもって

力強く肩幅に開いた足を踏ん張っていました。

その2代目は東日本大震災に遭って流失し、潜水士が何度も潜って探したけれど

なんとしても見つからなかったため新しく3代目が建立されることとなったのです。

しかし

なんと、驚くことに8年10か月ぶりに2代目は

以前に立っていた場所の直ぐ近くの海底で見つかりました。

地元はお恵比寿っさんが、ちゃんと足もとにいてくださったことに大喜びでした。

三代目は

体も大きくなり、抱える魚は気仙沼が日本一の水揚げを誇るカツオです。

それに今度のお恵比寿っさんの足は一歩前へ踏み出しています。

あしもと一歩前へです。

 

2代目と3代目のお恵比寿っさんは気仙沼五十鈴神社で海を見て立っています