2019年11月|うんめぇーさんまだ

 

「うんめぇーさんまだ」

 

大きいテーブルのこちらからもむこうからも「うんめぇーなぁ」といっている声が聞こえていた。

ひとつ空いていた席に座って私の今年の初さんま。

しかも初めてさんま焼きに加わったわが家の島倉くんから渡された。

拝んで食べ始めた。

まず自分も作ったから心配で、すりみ汁 あ 大丈夫、ほっとした。炭火焼きのさんま63幸漁丸が水揚げしたばかりの。

 

塩加減も焼き加減も かぼすの旨みと大根おろし

うんめぇー

涙が出そう。さんま食べながら泣いていられないので深呼吸してがまん炊きたての白いご飯もたまらなくうんまい。また泣きそうになる。

こらえたり夢中で食べたり、もうあっという間に食べつくす。

 

辺りの人たちは、いやーうんめがったなとか、今年いちばんだなとか言っている声が聞こえてまた、鼻の奥がつんとなる

 

こんなに遅くなってさんまが来たことはないのです。

しかも始めの頃は 痩せて鮮度も悪くてどうなることかと心配したよー「さんま!」

ようやく 日本の近海に近づいてきて、私たちが愛しているさんまの味です。

良がったー 

大勢のみんなの力で「市場で朝めし。」は今年で7年目になりました。