2020年9月29日|気仙沼の新生姜

この生姜を作っているのは、あのうんまいトマトやきゅうりを育てている斉藤憲介さんです。

 

気仙沼で生姜の作付けを始めた方の畑が震災で流されました。生姜は気仙沼にたくさん水揚げのあるカツオやさんまに、欠かせないものだから地元でとれたら、とても楽しみが増えるだろう、という考えから憲介さんは震災の直ぐ後から生姜作りを始めました。 

高知の先輩農家さんに気仙沼へおいでいただいた時も気仙沼の日照は敵地になりうるのではないかと仰っていました。

憲介さんの生姜畑です。

例年より葉の勢いが少ないです。今年は7月に続いた大雨の影響が大きく

例年の収量の半分くらいになりそうだとのことでした。

海も山も里も大きな気候変化の真ん中にいると改めて思いました。

斉吉では憲介さんの生姜を金のさんまを炊くときに一部使わせていただいています。

畝を上げたところに、生姜がなります。今時期生姜がぐんと大きくなるので地面がひび割れ始めます。

今回カツオと一緒に皆様へお送りしたいので掘りだして新生姜の様子をみていただきます。

掘り出す新生姜は土の中にいればもっと大きくなり、大きくなってから収穫した方が収量は上がりますが、

瑞々しい生姜のおいしさはこの時期だけのものなので

ぜひカツオと合わせて食べていただきたいので一部だけ掘っていただくことにします。例年だと親生姜の両側に新生姜が大きく張り出してつきますが、今年はこのくらいだそうです。

これは比較的いいほうだねと憲介さん。

生鮮便にはひとかけらづつ入れさせていただくことにしました。

 

もうひとつ憲介さんの畑の話

たい肥です。

地元にあるもみ殻を中心に豆腐のおから、落ち葉、それに時々牛糞を入れて重ねてかき混ぜて醗酵させます。

積み重なったたい肥は醗酵によって熱をもっています。

こうしてトラクターでたい肥を返して空気を入れながら混ぜて、また重なって醗酵していくのだそうです。

たい肥の中に手を入れさせてもらいました。

あったかい!奥の方はもっと熱いそうです。茹で卵もできると聞きました。

斉吉のばっぱが、「なんで憲介さんの野菜は、きゅうりもトマトもうんまいんだべ?畑さ砂糖を蒔いでんでないべが」

とわけのわからないことを言っていますが、このたい肥はきっとばっぱが想像している砂糖ですね。(昔の人はおいしいことを何でも砂糖と言う癖があるようです)

新生姜は瑞々しいので、通常の生姜より日保ちがしませんすぐに食べてください。