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斉吉気仙沼便り:めかじき ふわっ

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2015年11月01日斉吉気仙沼便り

めかじき ふわっ

めかじきの美味しい時期になりました。
寒さに凍るような早朝の気仙沼魚市場
100kgも200kgものめかじきが数百本も並ぶ景色は壮観です。
この時期 見学デッキからもご覧いただけます。

近海延縄漁の水揚げは夜中23時ころからはじまります。
尾ひれの付け根にロープをつけためかじきを魚艙からつり上げ、船から市場の場内へ橋渡しするコンベアーにのせます。コンベアーから続く大きなステンレスの滑り台のような傾斜を大きなめかじきが下りてきます。 めかじきの上あご等に手鍵をかけて滑り落ちる動きに合わせ魚を引っ張り、おおよそ大きい順に並べます
20代の頃の私は
このタイミングに合わせられず、滑り落ちたあと止まってしまうと、とても厄介でした。なにせ300kgを超えるような大きさの時もあるのです。それにつるっとした皮で流線型の鮪と違いめかじきの皮はザラザラしていて形もどっかりとして接地面が大きいため摩擦が大きく重くて動かせなくなるのです。
そうなるとめかじきの重さに負けて引っ張った自分が滑って転ぶようなことになります
魚を洗うおんちゃんに「んだがら女なんか市場さ来んでねんだー」と決まって大声でどなられます。まぁ市場ってそんなところです。もたもたしていたら危ないから当たり前です。
大漁で魚が多い時 きょろっとした大きい目がかわいいめかじきの顔をみて、「大きい順にパタパタ動いてで並んでくれー!」って号令かけたら 「はーい ってめかじきが返事して自分で並んでけろー」 とありえないことを口に出したくなるほど いっぱい獲れていました。

今は当時の水揚げのボリュームには遠く、益々大切です。
脂ののった鮮度抜群のめかじきのお刺身 わが家では海苔にくるんでわさび醤油でいただきます。抜群においしいのは勿論ですが、この鮮度のものを煮付けると
ふわっとしっとりした身が 他にはないぞと、ついつい気仙沼自慢をしたくなります。
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