HOME > ブログ > 斉吉気仙沼便り > 龍のいるところ

斉吉気仙沼便り:龍のいるところ

  • 斉吉のこの頃
  • 食材のはなし
  • 斉吉気仙沼便り
  • ばっぱの台所から
2015年04月03日斉吉気仙沼便り

龍のいるところ

だいぶ暖かくなった日に車で移動中、なぜか龍角散の話になり他愛のない話が続いた。
「古くからある薬だけど昔は龍の角が入っていだんだべが?」「龍って、架空の生き物だがら、何かの他の生き物の角を削ったんだべが?」「架空の生き物のはずなのにずいぶん、いろいろなところに出てくるね」「人の名前にも使われてるし」「ドラゴンだ、外国にもあるんだね。ドラゴンだともっとある 中日ドラゴンズとか」
「ドラゴンレールもあるっちゃ」

気仙沼へは東北新幹線を岩手県の一ノ関で降りJR大船渡線という鉄道で約一時間20分ほど この大船渡の別名がドラゴンレールです
もともとは岩手一ノ関から始まり宮城県気仙沼へ入り、また岩手に入って陸前高田から大船渡までの間を走っていましたが、震災の後は沿岸の線路の復旧ができず現在は気仙沼が終点です。線路の道筋が龍のようだから ということで名前がついているそうですが、車両はいたって普通、しかも残念ながら龍も乗っていません。2両か時には1両のこともあります。
山間を走るので、季節ごとの田んぼの様子や雪景色 これからは春の紫がかった山の稜線がかすみかかって美しい季節です。夜は田舎の真っ暗なところを走るので、外から見ると
トトロに出てくるねこバスのようにさえ見えて、龍とは程遠いのです。

古典では龍の季節は春だと、学びましたが、確かに薄紫にかすむ春の山々を眺めると、こんな景色に昔の人は天から地に降りる龍を見ていたかもしれないと思います。

震災後ブータンの国王陛下が日本においでになった時
龍は私たちの心の中にいて「経験」を食べて成長します。だから私たちは日増しに強くなります。心の中にいる一人ひとりの龍を大切に育ててください。
と子供たちをはげましてくださったことを思いだしました。

斉吉通販サイト
斉吉のtwitter
斉吉のFacebook