2019年3月|道路が来た

道路が来た

35年も前、初めて買った小さい中古車で、気仙沼から仙台へ行くのに

3時間30分かかり、到着した時には、焦げたような臭いがして車はすっかり疲れているように感じました。

仙台までは気仙沼から佐沼をめざし涌谷 その次に利府を通って仙台でした。

利府に有料道路ができた時は「おおーっ」っと思いましたが

相変わらず3時間以上かかりました。

私たちにとっては同じ県内の仙台も東京と同じくらい離れた場所に感じてきました。

仙台、車で3時間くらい 東京、新幹線で4時間です。

あの有料道路は三陸道となり。

私が知っているだけでも35年くらいの時間を経て、

少しずつ伸び、ようやく!ついに!気仙沼へつながりました。

 ちょうど開通のその日社長と2人で仙台で仕事が終わり

夜9時近くに三陸道にのりました

これまで終点の役割をしてきたICをいくつも通りすぎました

気仙沼まで行くには

一番北側の新しいICで自動車道を降りますが

あのICから降りると くねくねの道を通ってあの川を渡りとか

次のICを降りるとあの 道の駅

あの立派な大屋根の農家の門を左に見てね

どのICも降りてから気仙沼までの道のりがはっきり思い出せて あゝ行って ここを通って と

そんな思い出を言っているうちに

もう気仙沼の標識が現れました。

1時間30分で到着です

暗闇がどんどん後ろに流れ

もう タイムスリップしたかのように早いと感じる嬉しさでした。

車の中で大拍手と歓声を上げました。

全線開通すると77分といわれています。 77分です!

気仙沼はこれまで陸路で遠かった分 独自の空気をもつ港町です。

さあ気仙沼へおいでください

道路が来ました。