ごす餅まぎ

大きな木づちで木材を打つ音がしています。
力強いけれど柔らかい音だと聞き入ってしまいました。
店と工場の隣に家を建てています。ずっと古くからお世話になっている住研工業さんが建てています。設計は三浦さん
家族が多いのに小さい予算のため何度も相談を繰り返してくださいました。
81歳と77歳の両親が自分の家に住めることとご先祖様の御仏壇を納めることがまずはじめの目的でしたが、三浦さんの設計は、建物ができてからは見えなくなるところに丈夫で長持ちを考え、たくさん材料を使っていることを住研工業さんから教えていただきました。
震災の後も家業だから以前のように店の隣に住むのが良いと話し合いました。
つまり、店も家も長く続いていくようにが私たちの願いです
そうすると
たとえば今回はこれしか出来なくても将来こうなりたいという気持ちを込めてそこに続くための柱一本でもあれば、と三浦さんはいいました。
見えないところを大切にして使う人のずっと先のことも考える、そのような仕事を拝見して、自分たちの仕事もこのようでありたいと願い、「ごす餅まぎ」を眺めました。

※上棟式の日は大工さんの棟梁が仕切る神事のあと棟が上がった屋根から施主や棟梁がご祝儀もちをまきます。
これを「ごず餅まぎ」といいます
御神餅のなまりかもしれません